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  • 執筆者の写真侑希 八百原

11月で『ちょ』は4年目に入ります


ヤオハラユウキです。


気が付けば。もう11月。

『ちょ』は2019年11月にオープンしたので、4年目に入ろうとしています。


無事3年を終えることが出来たのは、間違えなく来られているお客様や助けてくださる方がいるお陰です。


鍼灸師の家に生まれ、家業を継ぐことに何の疑問もなく世間を知らなかった2019年10月。


ひょんなことから家業をやめて、ハードワークだったので休もうと思っていました。

それが10日も絶たない間に保健所に鍼灸の開業届を出していたのです。

当時はベッドも無く、鍼とアルコールともぐさでスタートしました。




でも当時の私は、『勝浦なんて田舎までお客様は来ないだろう』と思い、1日1人でも助けられたらいいなという思いでした。(正直ビビっていました)


それが気が付いたら、1日1人で終わったことはなく、口コミだけで徐々に徐々にお客様が来ていただけるようになり、本当に嬉しい限りです。

1時間も2時間もかけて来ていただけるお客様や、長年ずっと通ってくれるお客様、鍼灸があるから今生きていると言ってくれるお客様に出会えたお陰でなんとかやってこれました。


それもこれも、勝浦町という場所をスタートの場所に選んだからこそだと思います。

開業当初一番最初に支えてくれたのは、地域の勝浦町の方々です。


勝浦町に鍼灸院が一つも無かったからというのもありましたが、みなさん良くしてくれて本当に感謝しかありません。


田舎で開業=マイナスだった当時の私でしたが、市内から遠いからこそ、ショートトリップとして来て下さるという新しい気づきもありました。

ショートトリップにするには鍼灸だけじゃなく、素敵なお店や観光スポット、そしてこの自分で作った古民家に恵まれたからこそです。


じゃあ何故市内に2店舗目を出したの?と言われますが、これは理由は2つあります。


一つ目は『市内のお客様が7割くらいになり、日常的にもっと受けてほしい』と思ったから。


美容鍼と身体の鍼灸治療、妊活鍼灸とそれぞれ通われるペースは様々ですが、人によっては毎週来られる方も増えてきました。

そんな時に片道1時間は私なら通うのが嫌になると思ったからです。(ましてや体調悪い時などは)


なのでそれなら市内の真ん中あたりに私が行けばいい!と思ったのです。

お陰で日常の『ちょ』っとした時間に通いやすくなり、より身近になった!と喜んでくれる方が多いので、頑張って決断してよかったな。と思います。


2つ目に『女性の鍼灸師が働きやすい環境を作り、地方(徳島)に憧れの鍼灸院をつくりたい』と思ったからです。


鍼灸師は今でこそ女性は増えていますが、私の就職する時代(10年前)はまだまだ男性社会で修行の制度が根強くあります。


修行なのだから、長時間労働は当たり前で低賃金。

それによりワークタイムバランスが崩れやめてしまったり、育休が短すぎてバランスを壊しやめてしまったり。

今は少なくなっていると思いますが、私は何人もそんな友人を見てきました。

都会に行けばたくさん魅力的な鍼灸院はありますが、私は地方(徳島)にもっと作りたいんです。

また、地方には働きたいところが無いからと、鍼灸の資格を持っているのに整骨院で働き鍼が打てなくなったという方もたくさんいます。


せっかく苦労して資格とって、何よりこんなにいい仕事なのに辞めるのもったいない!と思ってしまいます。

私は人一倍鍼灸や東洋医学が好きだし、何よりその仕事のすばらしさを親の代から見てきたのでそう思うのかもしれません。

なので、私はそれから鍼灸師になる後輩には、もっと鍼灸を好きになってほしいし鍼灸師という仕事に誇りを持ってほしいんです。

なおかつワークタイムいバランスも大切にして欲しい。


その思いだけで、じゃあ私の鍼灸院で少しずつ変えていこうと思ったのです。

まだまだ走り出したばかりで、理想にはほど遠いですが毎日優秀なスタッフ二人に支えてもらいながら少しずつ変えていっています。


今まで来られているお客様(以前の職場で関わらせてもらった方も含め)にも、これから出会うお客様にも、そして今働いている鍼灸師や後輩の鍼灸師にとっても『wellbeing』=豊かさの実現や共有する鍼灸院であり続けたいと思います。


4年目も私のペースで日々精進していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。



レディース鍼灸サロンちょ ヤオハラユウキ









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